アドレサンス -adolescence- もしもリンレンが現実世界で暮らしている仲のいい14歳の双子だったら、 二人にとって、鳴って欲しくない午前零時の鐘ってどんなものだろう? 止まってほしい時間ってなんだろう? そう考えてできあがった歌です。 アドレサンスは、フランス語で思春期のことです。 「思春期を迎えた双子」というのが、テーマになっています。 --歌詞の解説-- リンとレンは「ずっと二人で一緒にいようね」と幼い頃から約束を交わしてきました。 けれど成長につれ、体は男女で違っていき、もう気軽に一緒にふざけまわることができなくなります。 今までは鏡に映したようにそっくりだった二人なのに、背の高さが変わり、声変わりが始まり、顔つきも変わってきたレンを見て、リンは不安を感じます。 手と手は、大きさが違ってしまって、あわせてもずれてしまう。まるで鏡が歪んでしまったみたいに。 今日まで同じ寝室で寝ていた二人は、親に言われて、今夜からは別々の部屋で寝ることに。 午前零時を前に、レンは、「じゃあおやすみ」と部屋を出ようとして、リンは「いかないでよ、オバケとかでたら怖いじゃない」と冗談交じりにレンを見つめます。 レンはリンをたしなめようとしますが、違う言葉を言いたげな泣き出しそうなまなざしに気づいて。 リンは体を寄せてきて、薄いタオル越しにその体温が伝わって、 二人は黙って扉の鍵を閉めて、見つめ合い、明かりも消して、抱き合って、早鐘のような心臓の鼓動はシンクロして。 レンは姫君を守る騎士のように、じっと動きません。 その後どうなるのかは、聴いた人の想像におまかせします。 そういう内容です。